理想のライフスタイルとは程遠い?コロナで変えるべき育児方針

理想のライフスタイル

コロナ禍の今、去年の生活とはかけ離れた生活になっていることと思います。子供達のいるご家庭では特に、長い休みがあったり、習い事にもいけなかったり、勉強が遅れたりと心配事もたくさん増えたと思います。コロナにかかってしまうかもしれないという不安もまだ大きい状態です。もしかすると去年の生活にはもう戻ることはないのかもしれません。そんな事態で子供達のことを考えた時に、育児の方向性を変えていくべきなのかもしれません。

 

概要:外にもあまり出ることができない、たくさんの人に出会うことも難しいコロナ禍では、子供達からたくさんのチャンスを奪ってしまっているように感じることがあるかもしれません。今までの育児や子育てのマニュアルが通用しなくなってきて、どうすることが正解なのか分からなくなってしまったりもすると思います。育児に正解はないので、逆に今までのスタンダードが正解だったというわけでもありません。環境に合わせてその時々にママ自身が一番良いと考える育児方針に従っていきましょう。

 

・コロナに奪われた子供達のチャンス

ーチャンスを手にする力

・ママの負担が増えるコロナ禍

ーお手伝いも立派な経験

ー家事力は一人暮らしにも結婚生活にもマスト

・コロナ後の世界のアイディアを出せる子供達

ーお料理もアイディアでできている

ー未来の仕事は自分で作る

・これからも子育てを楽しむ

ーコロナ禍は家族をチームにする

 

・コロナに奪われた子供達のチャンス

 

コロナの感染拡大によって卒業式、卒園式、入学式なども簡易的であったり、たくさんのスポーツの大会が中止や休止になりました。友達との感動の場面も、今まで頑張ってきたことの発表の場も子供たちは奪われてしまいました。特に節目の学年の子供達は、何がなんだか分からない間に時間を奪われてしまったように思います。勉強の面では、受験を控えた子供達にはとても不安を与えてしまっていることも感じます。学校は勉強だけをする場所ではなく、友達と時間を過ごす大切な場所です。その時間を削られてしまったことも、子供達の心の成長のチャンスを奪ってしまっているように思います。

 

ーチャンスを手にする力

チャンスを手にする力

 

ですが、長いコロナ休みがあったり、現在も進行形でいろんな行事や大会が中止や簡易的になったりしている中、子供達はただ我慢しているだけではありません。正直親としては、子供の学校の思い出を残すチャンスを無くしてしまいますが、子供たちはどうでしょうか。コロナ禍の今のことをただ嘆いている訳ではないように思います。コロナを倒せるようにお医者さんになりたい、お薬を発明したい、コロナがおさまった時にもっとスポーツの腕を上げていたい、と前向きな子供達もいるはずです。

この子たちは、ただ時間を潰しているのではなく、制限された時間の中でもやれることを見つけ出して、努力を積み上げていくことでしょう。やりたいことがあるのはとても強いことですし、ゴールを見据えて準備を怠らないでいれば次のチャンスを逃したりもしません。

 

・ママの負担が増えるコロナ禍

 

子供達の休みが普遍的であったり、家族の体調の管理にもいつもよりずっと気を配る必要があるのでママの負担はとても増えていると思います。また、コロナによる休みの間も、子供達といる時間が多くてイライラすることが増えたり、家事も子供達のこともとなると、いっぱいいっぱいになってしまうということも多くあったと思います。いろんなことを同時にこなさなければならないのが母親業です。その上で心配ごとも増えたり、不安もある中で暮らしているのはとても大変です。

 

ーお手伝いも立派な経験

お手伝い

 

ママは一度にいろんなことができてしまうことから無理をしてしまうので、子供達にも家事を分担しましょう。でも気をつけて欲しいのが最初です。最初にやり方を丁寧に教えます。できない時は何度でもついていてあげましょう。何かをしながらだとか、他にやることがある時はイライラしがちなので、ただ家事だけを子供達と一緒にやる時間を作ります。それ以外にやることがなければママもじっくり教えることができますし、子供達ができなくても気になりにくいです。ママがどれだけ家族のために動いてくれているか子供達も感じれますし、お家の中での仕事があれば子供達も頼られることで責任感を持ってくれます。

 

ー家事力は一人暮らしにも結婚生活にもマスト

家事力

 

今は男の子でも女の子でも家事力は大切です。男女のどちらかに家事の負担がかかるのではなく、気付いた方や得意な方がやれる時にやった方が子供達が大人になった時の生活が整いやすいと思います。家族でも家事をやれる人が増えることで家庭内での助け合いが生まれ、家族の絆も一段と深まると思います。

 

・コロナ後の世界のアイディアを出せる子供達

 

コロナ禍を通じて、大人の私たちも働き方が大きく変わってきています。どんどん新しい方法で働く次世代の若者が増えてきています。YouTubeもその一つで、子供達の今の夢ランキングの上位にある職業ですが、子供達が大人になった頃にはもっと違うメディアが生まれているのだと思います。そのアイディアを出していくのがこれからの子供達です。

 

ーお料理もアイディアでできている

お料理

 

主婦のママたちの頭を悩ませる一つの中に献立がありますよね。冷蔵庫の中のもので一体何を作ろうか、と考えたり、栄養やバランスを考えたりと結構大変です。そうなった時、ぜひ子供達に手伝ってもらいましょう。今日は何を食べたいか、ではなくこの材料でどんな料理を作ろうか。普段ママが献立を考える時に悩んでいることを家族で共有するんです。みんなで献立を考えることをたくさんやっていると、どんどん次から次へと子供達もお手伝いしてくれるようになります。料理は自分で考えたことを具現化して表現することができる良い練習になります。

 

ー未来の仕事は自分で作る

未来の仕事

 

昔は家でゲームばっかりやっているなんて、などと言われてきましたが、それがお金を生む世の中になっています。どんなことでも、アイディア次第で仕事になっていくのです。サラリーマンだけが仕事ではないですし、もっと得意なことを突き詰めていくことでプロフェッショナルとなっていきます。コロナ禍を利用して、子供達と今までではやらなかったことにも挑戦してみても良いと思います。

 

・これからも子育てを楽しむ

 

乳児や幼児の頃は、目も離せず手も離せない時でしたが、小学生になってくるといろんなことが子供達だけでできるようになってくるので、親が必要な時期もあと少しか、と寂しくなったりしませんか。コロナ禍の今の状況を逆手にとって、家族の絆を深めましょう。

 

ーコロナ禍は家族をチームにする

家族

例えば、子供が好きなものを一緒に楽しんでみることや、はたまた親が好きなことに子供も巻き込んでみる、などがおすすめです。習い事やワークショップなど子供達にやらせるものは多いので親は遠くから眺めていることになりますよね。子供達としては、ママが見ていてくれるだけでも嬉しいものですが、一緒にやってくれるともっと嬉しいものです。スポーツでも、テレビでも、YouTubeでも、手芸でも、プラモでも、一緒にハマることで、親子の絆が深まり、家族という最小単位でいろんなことを楽しむことができます。

 

・コロナ禍を嘆くよりも建設的に

海外旅行

 

子供達の未来を広げるために英語やスポーツの習い事をさせて才能を見出したり、未来の選択肢が増えるように塾や家庭教師などで自頭を良くしたり、でも休みの日は家族で海外旅行に行ってのんびりしたりと、そんな素敵なライフスタイルはウィズコロナではもうできないもかもしれません。ですが、家族の時間を楽しむことができるようになりました。どんなことでも良いので、子供たちと家族で一緒に同じことに向き合って、絆を深めましょう。


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ミラ窓編集部

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ミラ窓編集部のメンバーである編集者、ライターのママ達が担当させて頂いてます。