小学校低学年で英検三級は合格できる! お家でバイリンガルの基礎作り講座vol.4
2019年08月07日
小学生の内に英検準二級合格を目指して
こんにちは。ROOTS&WINGSの仲原です。
前回はお家でバイリンガルの基礎を作るために必要なフォニックスについてお話ししました。 今回は小学校低学年で英検三級合格を目指すために必要な超基本、フリクエンシー・ワード&サイトワードについてお話しします。
学生の頃、英検を受けた親御さんも多いのではないでしょうか?親世代は英語を教科として勉強としてとらえがちですが、英語は言葉、日本語が普通にできる健常児なら年齢にあった英語力をつけることは楽しみながら可能です。
バイリンガルの基礎作りには、親が英語を教える必要も、高価な教材も必要ありません。ネイティブ講師のレッスンに通わなくても大丈夫!様々なお子さんを指導してきた中で、英検三級程度までなら、お家で親子で体系的に作られた音声付き教材を繰り返す事で十分に合格できると確信しています。
今日は、楽しく学べる秘訣#2として、英語初心者にオススメな英語学習法「サイトワード」をご紹介します。
サイトワードってなぁに?!
サイト・ワードとは、単純に言ってしまえば頻出単語・超基本英単語です。
前回紹介した「フォニックス」は文字の音綴りの法則でした。それを覚えることによって英単語も読める・発音できるようになるのです。日本語の「あいうえお」の発音を覚えることで日本語の「あか」「あお」が読めるようになるのと同じ理屈です。
ただし!フォニックスのルールが適用されない単語が多数あるのです。全体の25%は適応されないといわれています。なので、フォニックスだけを覚えても本が全て読めるようにはならないのです、、、。なので、頻出単語順にフォニックス読みではなく、全体を見て読むサイト・ワード読みをするように推奨されています。
また、どの言語でもそうですが、いつまでも「あかいりんごがひとつあります」を「あ・か・い・り・ん・ご・が・ひ・と・つ・あ・り・ま・す」と読んでいたのでは、英語を学習言語にすることはできません。サイトワードは「あかい リンゴが ひとつ あります」とスラスラ読めるようになるために必要不可欠であり、日本語でもたどたどしい読みだった子が慣れるにしたがってスラスラと読めるようになるように、いずれにしても英語もフォニックス読みからサイトワード読みに自然に移行していくものです。ですので、サイトワードとフォニックスは相対するものではなく、補完関係にあり両方必要なのです。
サイトワードの成果
英語が母国語の国でも子供達が一番最初に習うのはフォニックスとサイトワードです。サイトワードなどを含む超頻出単語をフリクエンシー・ワードといいます。研究者や時代にもよりますが、サイトワード・フリクエンシー・ワードとされているのは315から1000語程度で、頻出単語順に覚えていきます。
サイトワード・フリクエンシー・ワードを覚えることで子供用の絵本の80%が読めるようになるといわれています。
英語で一番使われる単語はなぁに?
答えはA this is a pen. のaです。
フリクエンシー・ワードの中でも頻出度がトップ25の単語を覚えるだけで、英文の約四分の一が読めるといわれています。
英文の中で一番使われる単語、
The, and, a, to, in, you, of, it, is, he, she, that, was, for, I, his, her, they, with, are, be, but, at, one, said
などを覚えるだけです。
一年は365日なので、一日1-3語程度フリクエンシ―ワードを覚えるだけで子供の絵本の80%程度、大人向けの文章でも50%は読めるようになるといわれています。
音声付き教材でサイトワード・フリクエンシ―ワードを覚えよう
サイトワードをマスターすれば読む速度や文章理解の速度が上がります。どんどん読めるようになれば、どんどん学べてやる気もアップ。純粋に読書を楽しめるようになれば、英語を「勉強」しているという気分もなくなります。英語を学ぶのではなく、英語で学ぶ、英語を使って興味がある事を知る・調べる事ができるようになれば学習言語としての英語の基本習得が完了します。まずはフォニックス・サイトワード、フリクエンシ―ワードから、初めて、英検三級程度の力が付けばネイティブの小学2年生程度の本を読んだりできるようになるので、そこから先は、さらに絵本を沢山聞いて読むことで、知識も身につき、どんどん難しい本にステップアップできるようになります。
お家インターを始めよう
世界中のインターや米国の公立小学校のネイティブも使っている教材で、あなたも今日からお家インターをはじめませんか?
小学校英語教科化、そして大学入試での英検の活用導入などからも、親世代のころの単に英語を読めればいい、日本語に訳せればいい、のではなく、聞いて分かる、発音できる、さらに書けるという四技能の習得が必要となってきています。英語絵本を手当たり次第に与えるだけでは、レベルもバラバラ、音声読み上げもついていない、となりますので、子供が無理なく語学習得できるよう体系だって作られたネイティブ読み上げ機能付き教材が必要です。
まずはすべての超基本サイトワードを覚えることから始めましょう。英語を母国語にしている国々でも学校副教材として使われている教材を使って毎日楽しく、絵本のネイティブ読み上げを聞いて、輪唱のように真似をすることから始めてみましょう。親は英語を教える必要はありません。子供が英語を聞いたり、マネしているのを見守るだけです。
ROOTS&WINGSの通信講座の生徒さん達も、帰国子女ではない、日本の小学生、という方々がほとんどですが、小学二年生で英検準二級や、幼稚園で三級などの合格実績があります。1ヵ月換算1000円程度から、サイトワードを学ぶ為の絵本から英検二級程度までどんどんレベルアップしていけます。
まずは、無料体験で試してみましょう。
https://worldreadsforchildren.jimdo.com/
タグ: バイリンガル, 英会話, 英検, 英語教育, 子どもの教育