英語教育のために日本を知ろう!コロナのお盆は子供達に新鮮な教育を
2020年08月05日
今は生まれてまもない赤ちゃんから英語に触れさせてあげたり、日本での英語教育がとても盛んです。子供達にグローバルに育ってもらいたい親心ですが、外国に行ってみて気づくことは、日本人は全然日本のことを知らない、ということです。諸外国もとても素晴らしいですが、まずは日本の文化や歴史にも触れてみるのも素敵なことだと思います。
夏休み中は祖父母のところに里帰りが一般的ですが、2020年はコロナ禍によってなかなか帰省がしづらいですね。お墓参りも行けないですが、自分の祖先が眠っているお寺が何宗なのか言えますか?その宗派の教えがどんなものか言えますか?祖父母の土地にはどんな見どころがあるか、昔話に伝わるような伝説か何かもあるかもしれません。リモートでお祖父さんお祖母さんとたくさんお話ししてみましょう。
・英語教育の発展
ー自分の思いを伝えるスキルとしての言語
ー日本語の想いの伝え方
・自由研究にも最適、古くて新しい日本を知る教育
ーお墓参りできなくても思いを馳せることで供養になる
ー日本全国津々浦々、日本昔話の宝庫
ーおじいちゃんおばあちゃんともっと話そう
・母国の美しさや歴史を知ると広がる英語教育
ー歴史でつながる興味の連鎖
ー知っているからもっと知りたくなる学習
・次に帰るとき子供達がもっと楽しい帰省になる
・英語教育の発展
英語教育の低年齢化はどんどん進みますが、英語を学ぶことは子供達にどんないいことがあるでしょうか。子供達にはグローバルに育って欲しいから、今の世の中は英語がグローバルスタンダードだから、親が英語を話せないから子供達には、などたくさんいろんな理由があると思います。
小さい時から英語に耳が慣れていると、恥ずかしい気持ちもなくすんなりネイティブな発音で話せるようになるのでとてもいいと思います。なので、お歌などの子供達の耳に楽しく自然と入ってくるような教材が、多くのママたちの支持を得ているのでしょう。
ー自分の思いを伝えるスキルとしての言語
中学生からの英語教育は思春期も相まってネイティブな発音には照れてしまったりしてしまいがちです。読みや書きに重点が置いてあったり、テストのための英語、というイメージもあります。
ですが、本来英語というのは言語です。言葉であり、気持ちです。たくさんの人が使う言語が英語なので、自分の気持ちをよりたくさんの人に伝えられるようになるには英語が使えた方がいいですよね。小さい時から自然にある言語として受け入れられる状態にあれば、言語としての英語も使いこなせた上で、いざテストとしての英語も理解しやすいのかもしれません。
ー日本語の想いの伝え方
ですが、日本語を英語に訳そうとすると断然言葉が足りません。スキンケア業界では日本人をモニターに選ぶことが多いそうです。それは「テクスチャーの感覚などを表す言葉が豊富なので、わかりやすいから」なのだそうです。表現が豊かなところや機微が繊細なところも日本語のいいところです。
夏目漱石の「月が綺麗ですね」もまわりくどいと言ってしまえばそうですが、日本人らしい奥ゆかしさとも言えます。英語を小さいうちから覚えさせるのもとても素敵ですが、日本の心も、子供達に伝えていけたらいいと思います。
・自由研究にも最適、古くて新しい日本を知る教育
お盆のお墓参りに行ったお寺には、どんなものがあるか覚えていますか。お参りのやり方も宗派によって少しずつ違いがあります。地獄絵の掛け軸があるお寺もあります。コロナによって直接はいけないかもしれないお参りですが、昔からある日本のお話を調べてみるのも楽しいと思います。
ーお墓参りできなくても思いを馳せることで供養になる
リモート墓参りなどのサービスが普及したりとお墓参りに直接行けなくても、できればきちんと供養したいですね。お寺に行ってお坊さんのありがたいお話を聴くのもとてもためになりますし、亡くなった家族の思い出話をするのも家族の大切な時間だと思います。
コロナの影響によって子供達の夏休みは短く、安全のためにも移動や高齢者との接近を避けるべきではあるのですが、リモートでもおじいちゃんおばあちゃんとお話しましょう。お墓のことやお寺のことなども聞いてみると見聞も広がりますし、昔話を聞いているようで面白いと思いますよ。
ー日本全国津々浦々、日本昔話の宝庫
小さい子供達に読んで聞かせたりする日本昔話は、本当に日本のどこかで起こったお話なのを子供達は知っているでしょうか。桃太郎を調べた小学生の女の子のように、昔話が調べていくともっと身近なものになります。昔のことを聞くならやっぱりお年寄りに聞くのが一番です。おじいちゃんおばあちゃんと会えなくても、一緒に一つのことをやるのは楽しい思い出になります。故郷を調べるお手伝いを頼んでみてはどうでしょう。
ーおじいちゃんおばあちゃんともっと話そう
亀の甲より年の功とはよく言ったもので、おじいちゃんおばあちゃんは長く生きている分、たくさんのことを知っています。子供達のために故郷のことを調べてくれるかもしれません。おじいちゃんたちにも楽しい生きがいになりますね。
社会の宿題で、地域のことを調べよう〜などど地域性など一辺倒のレポートを書くよりも、おじいちゃんたちと力を合わせて故郷に関わる昔話や怖い話などを掘り下げた方が楽しそうではないでしょうか。
・母国の美しさや歴史を知ると広がる英語教育
英会話を勉強すると、外国の人とたくさんお話してみたくなります。英語で日本の説明ができるでしょうか。あなたの故郷はどんなところ?と大抵聞かれます。何にもないところだよ、なんて説明するのは寂しくないでしょうか。愛国心といえばなんだか堅苦しいですが、子供達が英語で日本の話をしてくれたら素敵だと思いますし、もっと会話が弾んで英語を勉強するのが楽しくなると思います。
ー歴史でつながる興味の連鎖
観光にきた外国の方の案内をしている英語が堪能な小学生ガイドを知っていますか。観光にきた外国の方に説明するために英語も勉強しながら地元の観光地の歴史にも詳しくなって、とても楽しそうな男の子です。一つのことを知るつもりが、連鎖的に他のことにも興味が湧いてきてどんどん広がっていくことで、子供達の世界を広げます。今年は会いに行けないおじいちゃんたちと、リモートでいろんなお話をすることで子供達の世界がもっとたくさん広がったら素敵ですよね。
ー知っているからもっと知りたくなる学習
小学生の高学年で歴史を学びますが、社会が苦手になる子供達は多くいます。元々全然知らないことなので、興味が湧かないからです。ですが、お城が好きな子は歴史を好きになったりするのは、知るともっと楽しくなるからです。一度聞いたことがあったり見たことがあるものは、もう一度別の角度から見たときにもっと面白いものになります。そうやって知りたいことが増えていくことも、子供達のためになる教育の一つだと考えます。
・次に帰るとき子供達がもっと楽しい帰省になる
祖父母の住む場所や父母の育った場所について家族でたくさん話すことは家族の絆も深めることができ、興味が湧いて色々調べたら自由研究として発表しても面白いでしょう。調べたことを英語にして発表したりしたら英語の勉強にもなりますね。
そして何より、たくさんお話をして会いたくなったおじいちゃんおばあちゃんと、詳しくなった故郷に次に里帰りした時はきっともっと楽しくなりますね!
タグ: コロナ禍, 英語教育, 語学学習, 子どもの教育