算数特化タブレットRISUについて

算数特化タブレットRISU

【RISUとは】
近頃様々なタブレット教材や通信教育があります。
スマイルゼミやチャレンジタッチ、進研ゼミや学びウィズ。学校での学びに沿って学習を進めたり復習したりといったものが多いと思います。

現在、娘が使用しているRISUというタブレットはこれらとは違い、算数のみが学習できるといったものです。

算数のみというと計算問題をひたすら解いていくイメージでしたが、実際は小学校で習う、時計・形・長さなどの学習も盛り込まれていました。

 

【どのような内容、進め方は?】
娘は幼稚園年中の時からRISUをはじめました。
未就学児はキッズモードからスタートしていきます。
数の数え方・数の大小・簡単な足し引きなどを学んでいきます。キッズモードが終了すると小1~小3コースへと上がっていきます。
私がいいと思ったのはそこで、未就学児だからキッズモードから進めないではなく、クリアすれば次へっ次へと進むことができる点です。娘はキッズモードを1週間程度で終わらせ、小学生のコースへ進んでいました。
足し算引き算から始まり、時計や形、今は掛け算に取り組んでいます。
進めていく過程ではつまづく部分も多くあります。繰り上がりのある計算はなかなか難しく、私自身もどのように教えたらいいかわからないこともあります。そんな時は、たびたび「先生動画」というものにたすけられました。
チューターの学生さんから考え方についてや励ましのメッセージなどが送られてくるので、娘もそれを見て考え、喜び学習を進めていました。

 

RISUは1つの単元がだいたい25ステージ。1ステージあたりの問題数はばらつきがあります。単元初めのほうは問題というよりは考え方ややり方を教えるステージになっています。
例えば繰り上がりのある足し算であれば、どんな順番で計算していくのかの解説を伴った計算問題が1.2問出されます。後半は計算問題が10問ずらっと出されるといった感じです。

 

子どもが使用していて感じたことは、意外に1つの単元があっさりと終わってしまう点です。問題数もそんなに多くないため、進みも早くテンポよく終わりますが、子どもが理解しているかというとそこは難しいように思います。

以前は1つの単元が終了したら次へと行っていましたが、なかなか理解できないまま進むと、次の単元を進めることが難しくなってきます。そこで我が家では復習期間を設けることにしました。
娘が苦戦した時計は、何度も何度も忘れたころにやり直してもらい、ようやく時計が読めるようになりました。RISUには復習機能はついておらず、どこまで復習したのかわかりにくいこともありますが、復習することですらすらと問題を解くことができるようになり子どもの自信にもつながるのかなと思います。

 

【コスト面は?】

親として気になるのは、学習の質や内容もですが金銭面もとても重要に思います。続けていくにあたりかかる費用は考えなければいけません。
RISUはタブレット教材ですのでまずはタブレットですが、こちらは無料です。返却も必要ないそうなので解約してもタブレットとして使用できるそうです。

そして基本料金は月2480円。ここからがほかと違うところかと思いますが、利用料が毎月かかってきます。利用料は1ヶ月で何ステージクリアしたかによって変わってきて、最大で8980円かかります。
はじめは簡単ですらすら問題を解いていったり、復習せずどんどんステージクリアしていくので最大の金額がかかることがありました。ですがある程度進めていくと、進むペースも落ち着いて来るので利用料が少ない、またはかからないこともあります。

公文なども子どものペースで学習できますが、こちらは月々の月謝だけでどれだけ教材を使っても金額は加算されないので、RISUは少し高く感じるところもあります。
ですが我が家では、ずっと同じ問題をひたすら解かなければいけない公文が娘には合わなかったようなので、今の学習の形が良いのかなと思います。

 

【モチベーションを保つには?】

子どものやる気はその日その日で全く違っていて、やる気があるときは本当によく進みます。ですが、やる気がないときは一問解くのもやっと。
そんななか、RISUにはご褒美もあります。
問題を解くと頑張りポイントというのがたまっていきます。そのポイントを貯めていくと、プレゼントがもらえるといったものです。

6500ポイントというと結構大変に感じますが、気づいたらたまっていたので、毎日頑張れば意外に貯まるのではないかと思います。
娘もすみっこぐらしの自由帳をもらいとても喜んでいました。

また、ご褒美というのかはわかりませんが、問題を解いていくと「カギ」がもらえることがあり、それが貯まるとスペシャル問題に挑戦できます。

 

大人でもよーく考えないとわからないレベルだったりするので、娘はなかなかできませんが、頭の体操になりそうです。

お勉強だけでなく、ご褒美や頭の体操もできるので、少し飽きた時に良いように思います。

 

RISUの紹介をしてきましたが、もちろん一人一人合う合わないがあると思います。先生がいて直接教えてもらった方がいいという子も、1人で黙々と問題を解く方がいい子もいると思います。
娘は場所や人に慣れるまで少し時間がかかるため、学習の機会が家にあり、手軽にできるというのはとてもいいのではないかと思っています。
小学校入学も間近。環境が変わって学習のやり方も変わっていくと思いますが、娘に合う方法やツールを探していけたらと思います。


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ミラ窓編集部

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ミラ窓編集部のメンバーである編集者、ライターのママ達が担当させて頂いてます。