親も学びながら、小学生の子供を叱ることでイライラが激減するよ!
2019年10月26日
親も学びながら、小学生の子供を叱ることでイライラが激減するよ!
いつまでもずっとこのような笑顔を見ていたいとおもいませんか?
子供が成長していく事は親にとってとってもかけがえのない宝物ですよね。そして何よりも、毎日子供と笑って過ごしていたいと思うのも当然です。ですが子供は、いろんな知識や情報が次から次へと頭に入ってくるものであり、自分でも抑えられない欲求に負けてしまい悪いことをして、ついつい親に叱られてしまったりする。子供だからこそできる悪さ。子供の時にしかできない悪さ。大人になったらできない悪さ。
だけど、ここで子供に叱ることは愛情表現の1つであり、親子だからできるスキンシップであり、そして家族の絆が深まるのもここから始まるモノだといえるのだろう・・と感じております。
ただただ叱るだけではだめ!
では、小学生の子供を叱る時に気を付けるとしたら、どのようにすればいいの?
まず、小学生だからこのようにするべき?と考えるより子供の感情を少し察してあげながら様子を見ながら叱るようにしてあげるのもいいと思います。ただ、甘やかすということでは無く、子供が如何なる状況をもしっかり判断し、自分なりの考えをしっかり言葉にするという事を学び、身に付けさせること。
自分で主張することの大切さを学べると思います。ただ、何も発言できずに成長していくと、この先も何も言えず、心の中に思っている感情が溜まり、いつか爆発する恐れもあります。
そして、もう1つ学ぶべきことがあります。
例えばこの年齢での子供は、もしかしたら、このように思っている人がいるかもしれません。
何を言っても言葉を理解してくれない‥と悩んでしまい、ついつい声を荒げてしまうことも。
親が思っているほど理解度が低いわけではありませんので、しっかり言葉で伝えることができれば、何度も何度も言い聞かせれば自然と規範意識が育つようになります。
あるいは、もっと違う方法での叱り方の方がより効果的な場合もあります。
例えば、子供が興奮したりして、パニック状態に陥り親の話しどころか冷静さを失っているような時は、一人にしてあげることをお勧めしたいと思います。そうすることで少しでも自分のしたことの反省や落ち着きを取り戻し、相手の話を聞けるような状態になれば、親の言う事に素直に耳を傾けてくれるのではないでしょうか。
年齢にもよりますが、小学生の低学年ですと、意外と気持ちの切り替えが早いので、短い時間で座らせても、直ぐに落ち着きを取り戻せます。
そして、どのような目的でこのようなことをさせられているのかをきっちりと理解させないと駄目です。なぜなら、遊びに変わってしまう恐れもあるからです。そしてこのようなことをしている時は、マメに様子を覗くようにして見てあげることが適切かと思います。
小学生低学年は、叱られている内容をどれぐらい理解できるのかな?
小学生の低学年ですと、まだ、園児のままランドセルを背負っているようなものですから、厳しすぎず、優しすぎず。一つ一つ丁寧に事を確認しながら子供に納得ができるように、何で今このような話をしているのかを認識させなくてはなりません。
そのようにするためには、一方的に親が叱るという行動だけでは、子供は「うんうん、分かった。」とだけ頷くだけで、時間が経てば、なんで叱られていたのか、また、なんで叱られなきゃいけないのかが分からなくなるだけではなく、叱られていたことすら嘘のように忘れ、何もなかったかのように繰り返したりすることも考えられます。
何故、悪いことをしたのかを子供自身の言葉で人なり親に伝えるという動作があって聞いてあげること。そうしてあげると、子供は親に話を聞いてもらえることで自分の存在がどのような立場であるかを理解できるはずです。
つまり、『ちゃんと自分の話を聞いてくれている。』、『ちゃんと自分の気持ちを聞いてくれようとしている。』と捉えるようになり素直に話をしようと心がけるようになると思います。
ですから、自分で自分という人物を理解させることが大事なことであり、理解できれば、良いことと悪いことの区別もしっかり認識できるはずです。何よりも、親としても、子供の人格を多少なりとも把握できるのではないでしょうか。
もうこの年齢だから、親が言っている言葉をすべて理解しているだろう、と安易に思わないで、分かっているだろうと思いつつも、確実に子供に叱っている内容が伝わるようにすることが一番大事なことであり、常にそう考えながら叱ることが望ましいと思います。
上手く言葉にできなくても、ゆっくり焦らせないで‼
ところが、上手く自分の言葉で表現できない子供もいることでしょう。そのような時は、責めるような口調で話をするのではなく、何をしたことが悪かったのかを、一緒に考えて反省をしてあげる方が子供も少しずつお話をするようになると思います。ですが、すべてこのように上手くいくとは限りません。思うように事が進まないことも多々あります。どのような言葉で伝えれば良いのかが分からず黙り込んでしまうかもしれません。決して焦らずゆっくり状況を確認できるように子供と確認しながらでも大丈夫です。追い詰めるような叱り方ではなく、子供と一緒に考えるという事を意識させ、ちゃんと理解できたうえで叱られたら、納得がいくのではないでしょうか。
言っていることが上手く理解できる、出来ないに限らずしっかりとした言葉で叱ることが大切なことなのだと感じております。
例えば、良く口にする言葉だと思いますが、
『なんでちゃんとできないの?』、『なんで、そういうことしたの?』など、曖昧な言葉で表現されても、どのように答えたらいいのかが分かりません。これでは、子供には、なんで叱られているのかが伝わりません。
ここで一番大事なことは、
・具体的に何がいけないことなのか?
・どうして、そのようなことをしてはいけないのか?
・結果、そのようなことをしたらどのようになるのか?
このように、ハッキリと理解できるようにすれば適切な行動か不適切な行動だったのかを確認できるようになると思います。
子供の感情は、絶対に傷つけてはならない・・
子供の感情は、小さい時からとっても大事なモノ
そして、この頃の子供の感情は、とても大事な時期とされています。つまり、自分の気持ちやその時の気持ちを人に伝えられるようになり、人の気持ちも理解できる年でもありますので、なるべく自分の意志で人に伝えるような訓練として聞いてあげる方が良いと思います。
そして、状況をしっかり把握させることで、理不尽で叱られているわけではないことも理解できるようにしてあげた方が説得力もあります。
なぜなら、ただ叱られているのかを理解していないと、話をしていても伝わらないだけではなく、反抗的な態度を取るようになり、言い訳だけを主張するようになりかねない状況になり、そうすると、親もイライラがエスカレートしてくるようになります。これは、親に限らず大人自身が子供に反抗的な態度を取られると興奮し始めてしまう状況になりとっても最悪な状況になります。
大きい声で叱っても効果あるの?親が興奮しては絶対にダメ!
では、このような場合親は、どのように子供に接してあげればいいのでしょうか?
子供に対して、嚇すような感じで声を荒らげたり、言葉が乱暴的になってしまうと恐怖感を与えてしまい、親のご機嫌をうかがって行動するようになり、本来の子供らしさが無くなってしまう恐れも考えられます。それだけではなく、このようなことが繰り返されると子供の感情を壊す恐れがあり、自尊感情が低くなる可能性も出てきます。子供らしさをしっかり持ちながら大きく育てることが子育ての醍醐味なのではないでしょうか。
勿論、頭の中では子育てがどんなに大変で難しいことであるのかは重々承知だと誰もが感じていることだと思います。失敗も一杯すると思いますが、失敗して悔やんでいろんなことを学んで初めて子育てと言えるのではないでしょうか
どのような子供でも、しっかり支えてあげること
子供たちは、毎日の生活の中でいろんな事を体験します。そして良いことも悪いことも考えずに行動に走ってしまうことも多々あるかと思います。でも、良いことなら叱りません。ところが、子供たちは成長を重ねることで悪いことにも興味を持ち始めるのも事実です。
そして、このような悪いことが一回で終わればいいけど、中には悪いことをしたことに満足感を持ってしまった子供のほとんどが何度も繰り返し起こし親に物凄く叱られたりするパターンがあります。そして叱られるのに慣れてしまう子供もいます。叱られることに慣れてしまったら困ります。
ですから、このような場合、悪いことすべてではありませんが、悪いことを何か遊びに変えてあげられる方法を見つけてあげることができたら最高ですね。
たくさん、たくさん子供と話そう
子供も叱られることでいろんな事を学びます。ですから、子供のお手本となるべく親ですから、子供をどのように叱るべきかをもっと学び、態度で示してあげれば最善策かと思います。
叱ることも大切ですが、なぜ、子供がそのようなことをしてしまうのかを考え、子供と話をする時間をたくさん作ってあげることも重要かと思います、
悪いことをするのはダメなことですが、ダメって叱るより、なぜダメなのかを意識させることの方が大事だと感じております。
頑張って子育てをすることも大切ですが、頑張り過ぎてもいずれは、親の方がパニックになってしまうかもしれません。そして、いつしかイライラした気持ちも現れたりすると、とっても悪循環ですし、イライラした感情を子供にぶつける様になり良い環境とは言えません。そうならないように、常日頃から、子供との話をする時間をたっぷり取ることができるのであれば一番子育てに必要なことだと信じています。
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