選択理論心理学との出会い 選択理論事業所宣言「あしたのつばさ」vol.1
2019年01月11日
この度連載のコラムを書かせていただくことになりました「はりいけいえいじ」と申します。
私は神戸出身で11年前に妻の実家である福岡県に引っ越してきました。現在株式会社E-Laboという会社を立ち上げ、「あしたのつばさ」という放課後等ディサービスと通信制高等学校サポート校を運営しています。
大学卒業した後すぐに障害者福祉の仕事について、20年この道一筋!
その中で福祉従事者が「心からここで働くことができてうれしい」と思える事業所を創ることが私の夢の一つになりました。
その志を持って2015年に創業し、現在35人を超えるスタッフによって支えられています。
しかしそのスタッフたちが「あしたのつばさ」で心から充実感を得られているのか?をずっと苦悩し、実践しては逆効果??を繰り返してきたように思います。
それが2017年の冬にアチーブメント株式会社「頂点の道」講座の中で、ある学びと出会います。それが「選択理論心理学」です。
「選択理論心理学」は、アメリカの精神科医ウイリアムグラッサー博士により提唱されたものです。今までの心理学は、周りの刺激に反応して行動しているとされていた「刺激反応理論」でした。しかし選択理論では人は全ての行動を選択していると考えています。
現在あしたのつばさでは「選択理論事業所宣言」を出し、事業所の人間関係、利用する子どもたちとの関係すべて選択理論をベースにしていくことを目指しています。
導入後1年が経ち、選択理論が大きくあしたのつばさに浸透されつつあり、最高の人間関係と最高の成果を生み出す組織作りを目指し一歩一歩前進できています。
この経験を生かして、この連載コラムでは、「スタッフ間やその他人間関係に苦しんでいる福祉事業所の管理者」の方たちをはじめ、多くの方に向けて、「あしたのつばさはこうやって信頼関係を築いていますよ~選択理論心理学に基づいた事業所運営の実践~」をテーマとしていこうと考えています。
選択理論心理学の概要からそれを事業所でどのように浸透させているのか?そしてスタッフの成長にどのようにつなげているのか?
乞うご期待!
第2回予告 「選択理論心理学とは何なのか?」
タグ: 心理学, 子どもの教育