シャボン玉石けんさまの『夢』 ~ドレミファミラ窓vol.6~

ミラ窓(合同会社企画室М)2020年2月より、ママの夢とパートナー契約を結びました。

ママの夢についてはコチラ(https://mamanoyume.net/

 

ママの夢は、2015年に大阪でスタートした「ママの夢サミット」というイベントを30都市以上で開催している全国のママネットワークです。

 

ママの夢サミットは、日頃、自分のことよりも家族のことを優先しがちなママたちが自分の夢に向き合い、自分の夢を語り、仲間とともに応援し合う温かなイベント。ミラ窓でも、2020年10月・11月に4日間に渡り、北九州と福岡で計80名のママたちが集うママの夢サミットイベントを開催しました。

 

その「ママの夢サミット福岡&北九州」には、たくさんの企業さまが応援くださったのですが、その企業の中のひとつ、北九州に本社があるシャボン玉石けん株式会社さまを訪問し、森田社長にご挨拶をさせていただく機会をいただきました。

 

シャボン玉石けん株式会社

シャボン玉石けんさまの企業理念は健康な体ときれいなを守る

 

人と環境にやさしい無添加石けん」の製造・販売を事業とされている企業さまです。

 

石けんと対比するものとして、合成洗剤があります。便利で安いです、手肌が荒れてしまったり、環境に対する負担が大きい。その違いまだまだ一般の人に伝えきれていないと感じています。『石けんとひとくくりにされることも多いですが、実は原料製法から成分まで全く違うものなのです」と森田社長。

 

家事をする私たちママは手荒れに悩んでいる方多いと思いますが、石けんを変えるだけでも違いが分かるはずというシャボン玉石けんさま。

 

ご家族がお肌のお悩みを抱えている際なども、そこにかける気持ちの負担であったり、お薬や商品を探す時間やコストを考えると、「まずは石けんのことをよく知って欲しい」といいます。

 

また、「環境」は、次の世代にも残していくもの。

 

ママたちの関心が高まっているSDGsの考え方もそうですが、「持続可能な消費行動として自分たちが毎日使うもの見直せるように我々の理念とこだわりを多くの方に知っていただけるよう、情報発信に努めていきたいと思っています」という森田社長のお言葉がとても印象的でした。

 

私自身、もちろん、シャボン玉石けんさまのことは知っていましたし、浴用石けんやハンドソープもシャボン玉を使っていました。ですが、「無添加だから何となくいいんだろうな」という認識程度で、正直なところ、これまでそれ以上の想いは抱いていませんでした。

 

ですが、シャボン玉石けんさんの想いを知り、そしてシャボン玉石けんさまのような企業ですら、「まだまだ知られていない。知っていただきたい」と情報発信に努められているというお話を伺い、とても共感したのでした。

 

ママの夢サミットin北九州、ママの夢プチ交流会in福岡では、コロナ禍でイベントの参加を控えられているシャボン玉石けんさまの代理として、『シャボン玉石けんの夢』というタイトルで、私が参加者の皆さんに向けたプレゼンを行いました。

 

その中でもご紹介させていただいた、創業110周年記念の森田社長のメッセージ動画がありますので、ご覧ください。

 

 

このシャボン玉石けんさまの先代社長森田光德(みつのり)氏の想いとストーリーを知った時、私はピーター・ドラッカーの言葉「企業の利益とは、社会の公器たる企業がその役割を果たしていくための条件であり、利益そのものが目的ではない」が頭をよぎりました。

 

イベントの参加者からも「感動した」という感想があったのですが、事業領域や事業規模に関わらず、私たちママが目指すべき生き方・働き方にも参考になるお話だと思ったからです。

 

SDGsの理念は自社が大切にしている理念にも通ずる面があると、SDGsの取り組みも強化されているというシャボン玉石けんさまは、地域の「子ども食堂」に手洗い・食器洗いの石けんを提供したり数名の社員ボランティアで手洗いの方法を教えに行ったり(コロナ禍で今は行っていません、講演や出前授業(オンライン工場見学)など地道な情報発信活動をしているそうですそれらの活動を通して、一人でも手荒れ・肌荒れで悩んでいる方を少なくしていきたい」と語ります。

 

「当社のビジョンは、石けん技術の分野で世界一になることです」という森田社長。

 

大学などと技術連携して、研究も進めているそうで、例えば、石けんの天然成分の一つである「オレイン酸カリウム」コロナウィルスを不活化する効果があるということが広島大学と共同研究でわかったと伺いました。また、褥瘡を洗浄するために傷の治りが早い効果があるというデータをとったり、北九州と一緒に環境負荷のない石けんを使っ消火剤普及する事業も行っているといいます。既存の「石けん」という概念に限定せず、石けんの成分を使って他にない取り組みをしている、その想いが伝わってきます。

 

その上で、「石けんと合成洗剤の違いを一般常識レベルまでにしたい、「石けんといえばシャボン玉というブランドを築いていきたい」という熱い想いをお話くださりました。

 

最後に、「北九州・福岡のママに向けたメッセージを」とお願いすると、「女性が元気に夢を語れることは素晴らしいことだと思います。それによって北九州・福岡、全国に向けての女性のチカラでもっと日本を明るくしてほしいですね。ぜひ夢を叶えてくださいね」との、温かいメッセージもくださった森田社長。

 

森田社長との面会の後は、工場見学もさせていただきました。

 

シャボン玉石けん株式会社工場

工場見学

シャボン玉石けん株式会社森田社長

コロナ禍を機に、オンラインでの工場見学も実施されているそうで、通常の工場見学では見ることができない場所も見ることができるとのことでした。

 

今後、ミラ窓でもイベントを企画したいと思っていますので、ご興味のある方はぜひご参加ください


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百々美香

合同会社企画室M代表社員

ミラ窓代表

百々美香

合同会社 企画室M 代表 お茶の水女子大学卒業後、化粧品会社の営業職を経験し、広告業界へ。 結婚・出産を機にフリープランナーとなる。2016年春に東京から帰郷。 現在は北九州を拠点に、女性視点を活用したマーケティング、ブランディング企画、社内報などの企業の広報ツール制作の請負事業と並行し、未来を担う子どもたちへの人材教育を目指すママコミュニティ「ミラ窓」の代表を務める。