ママたちにこそ読んで欲しい!子どもの気持ちにふれられる絵本3選

子どもの気持ちにふれられる絵本

学校や幼稚園の休校等が続いてる今、外出を控えたり、子どもたちとお家にいる時間も長くなっている方が多いかと思います

「子供達と何をして過ごそうか」そんな時、絵本などはいかがでしょうか?

絵本は子どもたちのためのものと思われがちですが、意外に大人になってから読んでみても、新たな発見があったり、気づかされることも多いものです。

 

「ずっと一緒にいると、どうしてもイライラしちゃう

「子どもって、なんでして欲しくないことばっかりするの!?」

今回は、そんなママたちにこそ読んでほしい、子供達の気持ちにふれられる絵本を三つ紹介します。

 

1、きょうだいがいるママに「ちょっとだけ」

出典:絵本ナビ

まずは、「ちょっとだけ」という絵本です。

ママに赤ちゃんが産まれて、おねぇちゃんになった「なっちゃん」という女の子のお話です。

『ママが赤ちゃんのお世話で大変そうだから、牛乳を入れるのも、ボタンを留めるのも、髪の毛を結ぶのも、自分でやってみようと頑張るなっちゃん。

いつもママがしてくれているのをみてるから、「ちょっとだけ」できました。

でも、眠たくなってきて、ママに「ちょっとだけ」お願いをします。そのお願いとは?』

小さな女の子がおねぇちゃんになって張り切る姿や、それをふんわり受け止めるママの姿が温かく描かれた作品です。

下の子が産まれると、上の子は多かれ少なかれ、戸惑いや寂しさを感じるものだと思います。そんな気持ちが赤ちゃん返りなどに表れることもありますよね。

でも、それはママを困らせたい訳じゃなくて、赤ちゃんのことを自分なりに受け入れて、おねぇちゃんやおにぃちゃんになろうとしているんだな

きょうだいが増えるとどうしてもバタバタして、上の子に気持ちを向けることが難しくなりがちだけど、きっとおねぇちゃん、おにぃちゃんもぎゅーっと抱きしめてあげたくなるそんな作品です。

2、子どもの頃の気持ちを思い出せるかも?「おこだでませんように」

出典: Amazon

次は、お母さんにも先生にも怒られてばっかりの「ぼく」の健気なお願いを描いた「おこだでませんように」です。

『妹を泣かしてもうて、友だちに先に手を出しちゃって、休み時間に大きな声で歌っててあーあ、また今日も怒られた。。』

そんな、どこにでもいそうな男の子の日常から、物語は始まります。

「あー、うちのクラスにもこんな子いたな」「え、これうちの子の話?」なんて思うママもいるかもしれません。

そう言った意味で「ぼく」のお母さんや先生に共感できるところもありますが、「子どもには子どもなりの理由がある」ということを教えてくれるのがこの絵本のポイントだと私は思います。

大人になると、どうしても結果だけをみて判断、行動してしまいがちだけど、子どもの頃を思い出すと、「だって」とうまく伝えきれない事情があったはず。

「ぼくだって怒られたい訳じゃない。お母さんにも、先生にも笑ってて欲しいのに」そんな素直な気持ちが、この絵本の中にはあふれています。

「ぼく」のお母さんや先生みたいに「怒ってばっかりなのは、うちだけじゃないよね」とちょっと安心しつつ、「もう少し子どもの話を聞いてみようかな」と思える作品です。

3、親子のやりとりに思わず笑っちゃう!?「ふまんがあります」

出典:Booklive

 

最後は、「おとなは いろいろとズルいとおもう。」という女の子と、そのパパのやりとりを描いた「ふまんがあります」です。

『どうしてパパはおこるとすぐに「かってにしなさい!」とかいうの? どうしてこどもは、よるねるまえにおかしをたべちゃだめなの?

と、子どもの頃誰しも思ったであろう疑問をパパにどんどんぶつける女の子。

それに対して、「いやいや(笑)」と思わず言いたくなる理由をとても真面目にもっともらしく答えるパパ。

でも、、とパパも女の子に対して疑問をぶつけるんだけど

 

そんなやりとりをユーモラスに描いています。

「なんだかんだで子どもにはかなわないなぁ」と思わされる作品です。

きっと子どもたちにも共感できる部分がたくさんあると思うので、ずっと家にいて退屈してる子どもたちと読んで、一緒にクスっとなんてのもいかがでしょうか?

 

以上、子どもの頃の気持ちを思いだせたり、はっと気づかせられる作品をご紹介しました。

何かと不安になったり、イライラしたりする今だからこそ、温かみのある絵本に癒やされて「また頑張ろう」って思ってもらえたらうれしいです。


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ミラ窓編集部

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ミラ窓編集部のメンバーである編集者、ライターのママ達が担当させて頂いてます。