EQアップ講座に参加して ミラ窓編集部「子どもの教育」vol.1

自分の感情を理解しながら、自分と他者とのより良い関係を築くための会話力を磨く「EQアップ講座」が1月15日、北九州市立男女共同参画センターで開催されました。講師は、ライフシフトコーチの石橋芳子さんと、セラピストでコーチングなどの経験があるアンドリュー・パーキンソン氏。会話で取り入れると良い3つのキーワードを紹介するとともに、昨今、子育てでも「EQ」への注目が高まっていることから、親子の会話を題材とした実践的な内容となっていました。

 

子どもの教育

 

そもそもEQとは?

EQとは、日本語で「感情知能」「心の知能指数」などと呼ばれ、自分の感情をコントロールしつつ、相手の感情にも適切に対処できる能力のこと。会社や学校だけでなく、「親子の会話」など幼児教育でもその注目は高まっているそうです。

講師の石橋さんは「感情を上手に扱うことで、幸福度が高まると言われています。人工知能(AI)など、様々な分野で機械化が進んでいる時代だからこそ、より一層、人と人との円滑なコミュニケーションに高いEQが求められています」と話し、会話力を磨く効果的な3つのキーワードを説明してくれました。

 

会話力を磨く効果的な3つのキーワード「AND」

1つ目は「そして(AND)」です。

好みや意見を言う際、「私は●●が好き」に対し、「でもね、僕は○○が好き」と「でも(BUT)」を用いるとします。すると、相手は否定された気持ちが強く、会話は平行線になりがちです。そのような場合は、「そうなんだね。それで、僕は○○が好き」、「そして」を間に挟むと効果的。相手の意見をまず受け入れるワンクッションが入り、お互いに心地よく会話が続けられるそうです。

 

会話力を磨く効果的な3つのキーワード「DO」

2つ目は「〜してみては(DO)」です。

子育て中に多用しがちな「触っちゃダメ」「走ったらダメ」などの「〜してはダメ(DON’T)」。しかし、「ダメ」と言われると、「ダメなこと」が頭に浮かんで、そのダメと言われたことを行動に移しやすいという研究があるそうです。そこで、食器の配膳などを子どもが手伝うときは、ついつい言いがちな「落とさないように!」「こぼさないように!」ではなく、「しっかり前を見てね」「こぼれないように中を見てね」を使うとどうでしょう。子どもの心にスーッと響く、「こうしてほしい」という思いが優しく届きます。

 

会話力を磨く効果的な3つのキーワード「OR」

3つ目は「それか〜は?(OR)」です。

お風呂に入る時間になっても、子どもがテレビを見たり、お絵かきをしたりと遊びに夢中でなかなか入らない、という経験は誰しもあるのでは。そんなとき、ついつい「お風呂に入らないんだったら、これからテレビ見せないよ」といった「●しないなら○だよ(OR ELSE)」と罰を与える言い方をしてしまいます。「これでは、子どもに脅威や恐怖心だけを与えるだけ」と石橋さん。「あと5分したら、お風呂に入って、そのあとまた遊ぼうね」「10分ぐらいでキリがついたら、お風呂に入ろう」と選択肢を与える声がけが効果的だそうです。

 

講座の内容が気になる方は…

石橋さんは「何才であっても、自分の自主性を尊重した言動を取りたいもの。決めつける言葉でなく、相手を受け入れ、選択肢やアドバイスを提示する会話によって、親子のより良い関係性を築けます」と、今後もEQアップ講座を開いていくそうです。

子育てにおいても、「会話」はとても大切であると同時に、「どのような言い方をしたらいいか」と常に悩むもの。具体例が多く、日常会話で取り入れやすいものばかりでしたので、気になる方は次回の開催をお問い合わせされてみてくださいね。

 

EQアップ講座

 

 

<お話を伺ったのは>

ライフシフトコーチ 石橋芳子さんライフシフトコーチ石橋芳子

中学高校をアメリカで過ごし、授業で受けた「心理学」や身近な「カウンセラー」を通して「心身の発達・健康」に興味を持つ。神戸女学院大学英文学科卒業後、航空会社や外資系新聞社などを経て、現在北九州を中心にコーチングやEQアップ講座を開催している。

ピラティスとヨガの指導者資格も持つ、二児のお母さん。

連絡先:yishibashi712@gmail.com

ブログ:https://ameblo.jp/findmyownbalance/

https://tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000043374

 


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