“しつけ”なんていらない! 「がんばらない子育てのすすめ」vol.2

 “しつけ”は育児にとって永遠の課題です。“しつけ”が子育てする親、特に母親にとってどんなにプレッシャーになっているかは想像を越えるものがあるようです。それは世間という社会的プレッシャーにはじまり身近にはジジ・ババの世話やきプレッシャーまでさまざまです。私はこれを「育児の壁」名付けています。

 “しつけ”なんていらない!これは「育児の壁」を越える親へのエール(声援です。“しつけ”は多くの場合子どもを「育てる」ためと称しての“おしつけ”です。とくに何もよく分からない生後3歳以下の乳幼児に対してはそうです。しかも“しつけ”が守られない場合には罰が与えられることになり、体罰(虐待につながることになります。

 親にとってこの時期の子どもは「育てる」対象ではなく、日々「育つ」状態を見守る対象であるべきなのです。幼稚園や学校など子どもの社会参加が拡がるにつれて子どもは「育てる・教育される」対象になり、それとともに社会教育という“おしつけ”が始まります。それはやむ得ないにしても、「育つ」時期にある3歳までの子どもに家庭教育と称しての“おしつけ”なんていらい!というわけです。


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廣澤元彦

北九州市立医療センター名誉院長

廣澤元彦

北九州市立子どもの館キッズハウスから情報紙「ほっぷ・すてっぷ・キッズ」でも、子育てママに向けたコラムを執筆している。
http://www.kodomo-how.com/news/