通信教材のプリントvsタブレット!?軍配があがるのはどちら?

タブレット教育

通信教材ナウ☆
我々が小さいころからある通信教材。お世話になった人も多いですよね。かくいうワタクシも小学生から高校生まで進研ゼミのお世話になっていました。
そして今小1の娘はすでに進研ゼミの世界にどっぷり。なにせ0歳(!)の頃からダイレクトメールの罠?にハマりしまじろうLove。幼児向けのぷちやらぽけっとを経てほっぷすてっぷじゃんぶ!と勉強というよりエンタメとして進研ゼミに親しんできました。
当然小学生になる時も撒餌である「コラショ目覚まし時計」におびき寄せられて小学生コースを契約。

親は「ま、仮にもベネッセのやることだから無駄にはならないでしょ」と財布の紐も緩み、子供は子供でゲームやらオマケやらに惹かれて「うわぁい」と届くたびに喜ぶという…全く、上手いことやってますなぁベネッセ。さすが、ゆりかごから墓場まで企業。

 

で、その小学生コースの契約のときに2つの選択肢があるのですよね。紙の冊子ベースの学習にするか、タブレットにするか。
我が家はタブレットにしました。全く悩まなかった訳ではないのですが、紙ベースでは他の学習教材もあるし、ま、進研ゼミは遊びの延長での学びなのでゲーム機を与えるよりは…と。そんな軽い気持ちのタブレット選択でした。そしてやってみて分かったこと。

ベネッセ、タブレット学習に本気である、と。

何がそんなに凄いのか、どこに驚愕したのかをまとめてみました。悩んでいる方、是非参考にしてください。

まず、進研ゼミのタブレット学習でできること
タブレット契約すると、こんなことができます。
・教科書準拠型の学習「1日1勉」
・計算ゲームや漢字バトルなど、エンタメ要素の高い学びアプリ
・習熟度別英語教材「ちゃれんじイングリッシュ」
・基礎から始めるプログラミング
・子供ニュース番組(動画)
・読書(蔵書数6000冊!)
そして上記そふとを提供するためのタブレット代ですが、なんと受講費に含まれています。本来は6か月契約が前提となるようなのですが、1年生4月号から始める場合は、2か月継続が前提…1か月3000円ちょいなので、6000円で「コラショ目覚まし時計」などのオマケに加え、このタブレットも付いてくるんです。いやあ、ベネッセ、まずこれだけでも「よっ太っ腹!」と背中をたたいてあげたいくらい。本気度がまずこの料金設定からも伝わってきます。

 

そしてタブレットのココが凄い!①ほっといても勝手に子供が取り組む
エンタメ系アプリ(計算ゲームやら漢字バトルやら)ももちろんですが、教科書準拠型の学習「1日1勉」もキャラクター「コラショ」が楽しく優しく教えてくれるので娘もあまり嫌がることなく取り組んでいます。このコラショ、子どもの褒め方がすんごい上手、というね。
また娘が他のことにかまけて少し忘れても「コラショタイム」なるアラームを事前にセットしておけば時間になれば優しく誘ってくれるという。
そして何より、このコラショご褒美ニンジンの使い方が激しく上手い。ちょっと飽きてきたころに「ここまでやればキラキラ鉛筆がもらえるよ!」だの「ご褒美動画はこんなのだよ!」とか「今月はポイント2倍だよ!」とか。そのポイントも途中で「ポイントでもらえるオススメ商品」なる動画が流れたり…と余念がない。
親が「勉強しなさいコラ!」というのは本当にお互いストレスなので、この勝手にタブレットを立ち上げ勝手に勉強してくれる、このことだけでもう神です。

 

ココが凄い!②隙間時間に遊び感覚でできる
このタブレット、持ち運びができます(当たり前や)。ので娘はソファにごろごろしたり、寝室でゴロゴロしたりとおおよそ勉強しているとは思えない姿勢で取り組んでおり。というかあまり勉強しているつもりが本人にはないのですよね。
そしてこの季節更にありがたいのが、外出時に持ち運べること。帰省やら旅行やらで家にいなくても車の中などで取り組めるという。もちろんオフラインだとすべてのコンテンツではなく1日1勉をはじめとする勉強色の強いところが中心なのですが、帰省先でも勉強時間がゼロにならず、しかも勝手に子ども自ら持っていってくれるというのが有難い。
最近では3歳の息子もこのタブレットを気に入っていて車中で娘と取り合っています。…3歳も引き付けるコンテンツ力、恐るべし。

 

ココが凄い!③そのくせ内容は硬派。しつこくできるまで繰り返し…
と、楽しげなことばかり書きましたが、肝心の勉強内容、これがまた硬派です。コラショは優しいのですが、漢字は留めや跳ねはもちろんバランス、書き順も完璧でないとマルになりませんし、計算も間違えると「キミ専用問題」なるページが作成され、できるまでやらされます。これ、親がやらせたら間違いなくバトります。でもコラショが相手なので、子どもも何とかやるんですよね。この時ばかりは娘もブツクサいっていますが、ご褒美はあるしコラショは優しいし。

さらにその出来、子どもは親に知らせなくても、コラショが勝手に私のメールに教えてくれます。この単元は何問中何問でき、やり直して〇点でしたよ、と。そしてそれに対して親は励ましメッセージが送れます。しかもそのメッセージもテンプレが用意されている、この至りつくせりっぷり。いやあ、マジ神ですなあ。

 

ではタブレット学習の死角は?

と、つらつらとタブレット学習の良いところを書いてみました。そのほかにも英語やプログラミングに取り組める点、本も読めたり子どもニュースも動画で見れる点など、まさに「お買い得」なタブレット学習なのですが、さて死角はあるのでしょうか。
ひとつは、「実際のテストはまだまだ紙媒体」ということかなあと。タブレットに慣れると紙ができなくなりそうで、いう心配ですよね。でもこれは大丈夫だと思います。だってね、学校では紙なんですから。全く紙で学習したことがなければそれはテストで戸惑うでしょうが、1日の大半は紙での学習に費やしている。のでたかが1日15分程度のタブレット学習での心配は不要だと思います。
あと、心配なのは「目への悪影響」。これは確実にあるかと思います。ですが、ゲーム機やらテレビやらも同じことで、その総合時間を増やさない、至近距離を止める、など対策ができるのではないかなあと。
そして「本当に学習効果はあるのか?」という疑問。だってね、ゴロゴロしながらゲームやってるのと同じ光景ですからね。でもね、娘学校のテストで良い点を取ってきて「先にコラショでやってたからー」とか、看板の漢字見て「これ、学校、でしょ?コラショで習った」とか言ってるので、あながち効果がなくもない…のか?こればかりはもう少し時を経ないと分かりませんが、現時点では〇だと思います。

 

ということで結論!
タブレット学習、一度やってみる価値あり!!
です。
我が家が取り組んでいるのはベネッセの進研ゼミですが、スマイルゼミも評判上々だと聞いています。残念ながら四谷大塚のサピックスのピグマなどまだまだ紙ベースの通信教材も多いですが、もし気になるデジタル学習があれば、是非一度お試しくださいませ♪


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ミラ窓編集部

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