幼稚園入園を考えている方へ元幼稚園教諭からのアドバイス!

私は元幼稚園教諭を5年間していた40代主婦です。

結婚を機に退職し1人娘ももうすぐ高校生になるので子育ての方も大分落ち着きました。

子育て中は元幼稚園教諭とあって周りから色々相談を受けることも多かったです。

特に子どもにとって初めての集団生活となる幼稚園に関してたくさんの悩みや疑問を聞かれました。

 

 

そんな相談事や実際に娘を幼稚園に通わせてみて分かったこと、自分が元幼稚園教諭だからこそ伝えられることをあげていきたいと思います。

これを読んで幼稚園入園を考えておられる親御さんの不安が少しでもなくなればと願っています。

 

【幼稚園選びで大切なこと】

・「遊び中心」か「勉強中心」

幼稚園の特色は大きく分けると「遊び中心」「勉強が中心」からなります。

どちらが良い悪いはなく各家庭の考えをもとに選択して大丈夫です。

「遊び中心」でもいわゆる運動会などといった大きな行事はあります。

さらに生活面において必要なことや礼儀、挨拶はきちんと指導してもらえるので心配ありません。

「勉強中心」な園は勉強に取り組む時間の分遊び時間が少し減ることがあります。

しかしその分小さい頃から計算や字の読み書きができるメリットです。

 

 

・事前訪問は必ずいく

なるべく幼稚園見学や体験に行くことを強くオススメします。

その時に訪れた先の先生の態度(明るく笑顔で挨拶してくれる)をみたり、そしてなにより自分の子がどこまでその園に興味をもっているか判断するのが大事です。

子どもに判断できるの?と疑問になるかもですが子どものインスピレーションは重要になってきます。

大人が選択に迷った時、最終子どもに選ばす親も多いです。

あとは最近ではプレをしている幼稚園も多いのでそれを利用するのも良いです。

 

【入園までに心得ておくこと】

・集団生活により早く馴染めるために基本的なことは家庭で。

基本的な生活習慣は各家庭でできるようにしておくほうが好ましいです。

特に衣服の着脱、トイレは自分でできるようにしておくとより良いです。

もちろん幼稚園でも指導や配慮はありますが周りの子よりできないことが不安になる子もいたりします。

 

・食事は家と幼稚園での区別をつけましょう

食事の面では「自分で残さず食べれた!」という自信や達成感が一番大切です。

特にお弁当の場合はおにぎりを小さくして食べやすいようにしてあげたり好きな物を入れてあげるなどの工夫をしましょう。

そしてなにより嫌いな物はいれないでほしいです。

「幼稚園だと嫌いな物も食べてくれるから」などの理由で嫌いな物をわざといれる方もおられますがそれはあまりよくないです。

また量においても「幼稚園だから」と多く入れることもやめましょう。

そうなるといつまでも食べ終えることができず遊ぶ時間も減り苦痛な時間となってしまうのです。

なので家で食べる量よりも少なく好きな物をたくさんいれてあげてほしいです。

増やす場合はこどもに足りていないかなどの確認をとってからでも大丈夫です。

 

【入園してから気になること】

・泣いてしまうお子さまについて

初日または入園してからもしばらくの間泣いてしまい登園時に母親から離れないということがよくあります。

こんな時母親のしばらくついていてあげたいと思う気持ちはとてもよくわかります。

しかし無理矢理にでも先生に渡してサラッと帰るのがベストです。

案外その方がすぐに泣きやみますし早く幼稚園に馴染めたりします。

 

・幼稚園での友達関係について

自分の子はきちんと周りの子と関わることができているのかな?などと友達関係について心配になるでしょう。

けれど年齢的にまだ「特定」をつくることにこだわりはないので心配ないです。

良くいえばまだまだ誰とでも遊べるし逆にまだまだ1人遊びもする年齢です。

 

・やんちゃな子への対応

集団生活になるとさまざまな性格の子どもと出会いまたそれも良い経験になります。

でも「幼稚園に行きたくない」などと口に出した時には遠慮なく担任の先生に相談してみてください。

もちろんほとんどのことは幼稚園で既に解決できています。

しかし先生の至らないところがあり見えてないこともありますので一度伝えてみてください。

逆にすぐ手が出てしまったりヤンチャな子の親で心配な方にも対策はあります。

幼稚園でおこったことは幼稚園で解決し親には伝えない事が多いです。

なので事前に「自分の子は少しヤンチャなところがあるので何かした時には連絡してほしい」とあらかじめ伝えておきましょう。

 

・保護者同士の付き合い

どうしても欠かせないのか保護者同士の付き合いです。

最近だとグループLINEなどもありクラスの保護者でランチなんてこともあるかと思います。

これは最初、様子を伺うようにすると良いです。

しばらくすると周りのことが色々と見えてきますし、のちのちめんどくさいことに巻き込まれずにすみます。

また逆に役員など引き受け自ら知るのも手段の一つです。

大変なこともありますが役員をすることによりクラスや幼稚園の様子がよく分かるなど色々プラスになることも多いのでオススメです。

私も役員を2年間したのですが楽しいことの方が多かったです。

 

【まとめ】

いかがでしたか?

幼稚園について少しでも多く分かっていただけたでしょうか?

子どもというのは大人が思うよりも臨機応変に行動することができるので普段家では見せない姿で集団生活を頑張っています。

なので家ではリラックスさせてあげる場所になるよう心がけてあげてください。

少し大袈裟なぐらいに毎日ほめてあげることが大切です。

そうすることにより親子共々幼稚園生活をおもいっきり楽しんでいただきたいです。


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ミラ窓編集部

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ミラ窓編集部のメンバーである編集者、ライターのママ達が担当させて頂いてます。