夏休み!親子で触れたい本

夏休み

いよいよ夏休みがやってきます。宿題に自由研究、読書感想文に帰省に……と子供たちの予定もびっしりです。近年は猛暑日が続いたり、悪天候のこともあり、外出をためらう日も少なくありません。

そんな時にはじっくり本に触れることができる良い機会です。そんな時におすすめの本を紹介します。

 

目次

夏休み!親子で触れたい本

◆夏を題材にした絵本

◆実際にやってみる本

◆高学年ならチャレンジしたい!大作シリーズ

◆最後に

 

夏休みとなり、学童や塾、スポーツのサマーキャンプに帰省など、子供たちは大忙し。その隙間を縫うように宿題をさせたりするのも一苦労です。ただでさえ毎日のご飯で大人は普段よりタスクが増えて疲労困憊となってしまうことも。

しかし、子供たちが新しいことができるようになったり、未知のことにチャレンジするのもまた夏休みであったりします。

少しでも何かきっかけがあれば、何かを見つける夏休みとなるはずです。

 

◆夏を題材にした絵本

夏の野菜や夏の天気、夏休みに、虫、お祭り、とバラエティに富んでいます。天気や虫の絵本はちょっとした科学的な視点も含まれていることもあり、大人もなるほど、と思う本もあります。小学校中学年くらいからは怪談の本も子供たちは興味津々になってきます。

また、夏の絵本の特徴としては色彩が鮮やかなものが多いような気がします。

なつのいちにち(はたこうしろう/偕成社)

濃い影や、眩しい照り返し。子供たちにとっては今現在経験してる出来事かもしれません。私たち親世代は懐かしい場面と感じるか、もしくはイメージの中にある夏であるものかもしれません。確かにそこに感じるのは、夏の原風景と言えるでしょう。

世界の海1001のさがしもの

(ケイティ・デインズ (著), テリ・ガウアー (イラスト), 荒木 文枝 (翻訳)/PHP研究所

夏といえば海、この本は海のさがしものをする本です。

サンゴ礁や大海原、クルーズ船などが出てきます。実際に1001のさがしもの、全部見つけることができるでしょうか。見つけるまでのスピードを競うのも楽しい本です。

 

◆実際にやってみる本

昨今は自由研究のキットも売られていることがあり、テーマ探しの本も充実してきています。その中でも興味のあるものはなかなかなかったり、思いがけず難しかったりと実際にやってみてから、思ったことと違う、と分かることもあります。

そんな中、親がさほど準備せずに取り掛かれるものは「家事」に関することです。家事というものは、やればやっただけ減るということはなく、かといってないがしろにしていいわけでもなく、いつかは子供に教えていかなくてはいかない事でもあります。そして大人自身も自己流やその場しのぎで覚えてきたことも少なくありません。かといって誰かにしっかり教えてもらうことも少なかったであろうことでもあり、親からすると感覚でやっていることを教える難しさというのもまたあります。

少し余裕があるときを選んで取り組んでみるチャンスです。

 

家庭科(教科書)

お子さんが小学校高学年であれば、まずは家庭科の教科書がおすすめです。調理、裁縫などいわゆる家事になる部分がしっかりあります。例えば自分の洗濯物を実際に洗って干し、畳んでいるでしょうか。ご飯を炊くことはできるでしょうか。中学生になっても読み返しているという話も何度か聞いたことがあります。本屋にあるような時短やアイディア家事ではない、基礎の基礎としては十分有益な本です。教科書にのっているやり方でゆで卵を作ってみてはいかかでしょうか。

 

生活図鑑(福音館書店)

家庭科の教科書がまだないお子さんやもう手放してしまった方はこちらの本。生活するために必要なことが全部まとまっています。

 

◆チャレンジしたい!大作シリーズ

本が好きなお子さんであれば、長期休みにぜひ大作にチャレンジしてほしいと思います。夢中になって夜更かししてしまうかもしれませんが、夏休みであれば大目に見てもいいでしょう。本をそろえるのが大変であれば、図書館に通ったり図書館で予約するということを経験することができます。読み進めることが大変だということ以上の楽しみがそこには確かにあり、またそれは読んだ者にしか分からないことでもあります。そして大作シリーズを読み切ったと言うひとつの達成感も得ることができます。もしあなたが読んでいないなら、この機会にぜひ子供たちと一緒に読んでみてはいかがでしょうか。

 

ハリーポッター

言わずと知れた超人気大作シリーズ。今は文庫版もあります。難しいようならまず映画を見てから本に入っていくのもありだと思います。魔法というファンタジー世界は子供たちの想像を大きく膨らませるでしょう。友情や競争、絆などこれから子供たちが経験していくことであろうことが物語の中で描かれています。

 

精霊の守り人

冒険ファンタジーのベストセラー。アニメ、ドラマにもなりました。

陰謀や言い伝え、絆といったものが幾重にもかさなって壮大なスケールで描かれます。自然との大きな繋がりや主人公の大きな人間性など、見どころは数え切れません。

 

◆最後に

いかがでしたでしょうか。夏休みは子供たちにとって大きな成長を促す時期でもあります。普段できないことをさせてみたり、どんなことに興味があるのかなど、じっくり話を聞いてみたりと、このタイミングでできることがあります。本はその助けになるかもしれません。


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ミラ窓編集部

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ミラ窓編集部のメンバーである編集者、ライターのママ達が担当させて頂いてます。