イヤイヤ期、どう乗り切る?

ご飯を食べるのもイヤ!散歩から帰るのもイヤ!お風呂も寝るのも全部イヤ!!!「イヤイヤ期」は誰しも通る道。程度には個人差があれど、一日の長い時間一緒に過ごす親にとっては、頭を抱える問題ですよね。そこで今回は、イヤイヤ期とはなんなのか、イヤイヤ期をどう乗り切るか、について考えていきたいと思います。

 

1. どうしてイヤイヤするの?

生まれてすぐの子どもは、なにも言わずにニコニコこちらの話を聞いてくれるのに、1歳、2歳になると突然なんでも「イヤ!」と言い始める。それは子どもの「自立」に深い関わりがあります。
この頃の子どもは、生まれてから色々な経験を経て、自分の欲求を認識できるようになります。すると、それを表現し、相手に伝えることを覚えるのです。これが「第一次反抗期」です。ちなみに「第二次反抗期」は思春期にやってきます。
第一次反抗期には、「自分でやりたい」「自分だけ独占したい」「自分だけのこだわりを突き通したい」といった主張が見られます。赤ちゃんの時には完全に受け身で大人がいないと生きていけません。しかし少しずつ自立して、自己主張を伝えて欲求を満たしていこうとしている、これがイヤイヤ期の正体です。

 

2. どんな態度で接するのが正解?

さて、子どものイヤイヤ期を体験したことがある保護者の方なら「どう接するのが正解なの…?」と一度は思ったことがあるのではないでしょうか。結論から言うと、子どもの性格やその日の気分によって、対応の仕方は様々です。代わりのものを提案して誘導する、子どもに頼って責任感に訴えかける等、アプローチは様々なのです。
そんな中でも、必ず大人が持ってなければいけない「軸」があります。それは、「あなたのことをきちんと見て考えているよ」という気持ちです。時には、ヒートアップしてしまった子どもを対処する際に、子どもを視界に入れない、見ていないアピールをする、という方法があります。これが不正解というわけではありません。これでいいのです。大切なのは、子どもを無視することで最も落ち着ける環境を整えつつ、いつでも話を聞いたり要求を受け止める準備をしておくことです。
イヤイヤ期の子どもと接していると、時に親が子の機嫌取りをしているのではないかという苦しい気持ちや、イライラが募ることもあるかと思います。中には、子どもに関わるのが怖くなった…というお話しも聞きます。そんな時には、経験のある誰かに話したり、自分がリラックスできる方法で少しでも余裕を作ることで、少しでも自分の苦しさや辛さを減らせることができればいいと思います。楽しく育児するために、少しでも自分を褒めてくださいね。

 

3. 何かに使えるかも?対応例

ここからは、私自身が使って乗り切ることができた対応例をご紹介します。クスっと笑ってもらうもよし、あなたのお子さんに言ってみるもよし、楽しく読んで頂ければと思います。
○思い切り褒める…これは、子どもが「やろうかな、でもイヤイヤしたいな」と考えている時に効果的面です。大人も子どもも褒められると嬉しいもの。一挙手一投足を「手洗えたの!すごいね!」「お靴脱げたんだ!さすが!」「座り方上手だね!すてき!!」等、生活の折に子どもが嬉しくなる言葉をかけると、やる気も起こりやすくなります。ただ「できたね」「上手だね」「えらいね」等、特定の言葉になってしまいがちなので、声をかける大人のボキャブラリーの多さがカギとなります。「(子どもの好きなヒーロー)みたいだね!」「できたのがお父さん(お母さん)も嬉しい!はなまるだね!」など、本当に一緒に喜ぶ姿を、言葉とともに示すことが大切です。

○「〜をしたかったんだね」と受け止める…想像してみてください。もしも自分が何かを主張して話している時に、聞き入れられなかったら…悲しい気持ち、嫌な気持ち、悔しい気持ち、さまざまな負の感情が出てくると思います。子どもも同じなのです。お母さんやお父さんがやりたい事を一方的に伝えるのではなく、子どもが「こうしたかった」という気持ちを受け止めてあげます。その時、より具体的に言葉にしてあげると、気持ちの整理がついて他の話が頭に入りやすくなるのです。「こうしたかったんだよね」「悲しかったね」「まだやっていたかったね」等、行動も気持ちも代弁してあげましょう。その上で、「お父さんは(お母さんは)こうしたい、どうしようか?」と、話し合いができるといいですね。いつもの子ども扱いではなく、少しだけ対等な立場で話すと、大人が思っているよりも子どもは冷静に対応してくれることがあるのです。

○時計で区切る…なにかと大人は時間に追われていて、どうしても子どもにも時間を意識して接してしまいがちです。でもそんな時に限って、イヤイヤが始まってしまう…こんな経験はないでしょうか。2歳ごろまでは難しいですが、「時計を意識して動く習慣をつける」というのがおすすめです。数字に興味を持ち、理解できるようになる2歳ごろからは「長い針が3になったら、お片付けを始めようね」と約束するのです。少し余裕がある日は「お片付けをしたいんだけれど、3の針と4の針、どっちになったら始めようか?」等、5分の差はありますが、子どもが片付け始める時間を決める、要するに活動の主導権を握ることで、スムーズにいくことが多いです。これは、大きい幼児になってからも子どもが時間を意識できるようになるので、おすすめの声かけの仕方です。

 

これまで、イヤイヤ期についてお話してきましたが、いかがだったでしょうか。いつか「この子もイヤイヤしてたなあ、すごかったなあ」なんて振り返る日が必ずやってきます。今はお母さんお父さんの悩みの種の一つのイヤイヤ期、色々な方法を試して乗り切ってみてください。


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ミラ窓編集部

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