「心地よさ」を大切に生きる ここちゆくおさんぽコラムvol.1

コーヒー

 

はじめまして。大好きな地元北九州で妊活・子育てセラピストとして活動している平安えつこです。

 

私は5年間の妊活、そのうち1年間は不妊治療に通ってようやく子どもを授かることができました。現在、2歳の娘の子育てに奮闘しながら、2人目妊娠を目指して再び不妊治療に取り組んでいます。

 

今でこそ不妊であることをオープンにできていますが、妊活を始めたころの私は出口の見えない暗闇の中にいるようでした。妊活や不妊治療はとてもデリケートな問題で、どんなに努力しても、時間やお金をかけても、必ず妊娠できるという保証はありません。妊娠できない自分を責め、妊婦さんや赤ちゃんを見ることが辛くなり、誰にも相談できず自分の殻に閉じこもっていた時期もありました。そんな私も、不妊治療に通った病院の心のケアのおかげで次第に前向きに治療に取り組めるようになっていったのです。

 

さまざまなことを乗り越えてようやく授かった念願のわが子。妊娠がわかったときは本当にうれしくて・・・。ですが、妊活のゴールは「妊娠」ではありません。いざ母親になってみると、子育ては楽しいことばかりではないことを実感。現在はイヤイヤ期の娘とどう向き合うべきか試行錯誤の日々です。

 

そうした私自身の経験から、「妊活や子育てをがんばる女性の癒しの場、気軽に語り合える場を作りたい!そして、不妊について社会にもっと理解してもらいたい!」という思いが芽生え、妊活・子育てセラピストとしての活動をスタートしました。

 

そんな私の趣味はカフェめぐり。お気に入りのお店で、お気に入りの席に座って、お気に入りのコーヒーやスイーツを味わう。お店の方との交流を楽しむ。その一つひとつが私をとても幸せな気持ちにさせてくれます。スイーツ好きの夫と一緒にカフェめぐりを楽しむようになったのは妊活中のこと。なかなか妊娠できず落ち込んだときも、カフェでほっとひと息つくことで何度も癒され救われました。そして、普段の生活でも「心地よい」場所で「心地よい」人と「心地よい」時間を過ごすことを大切にするようになったのです。

 

妊活でも子育てでも、特に女性はストレスを溜めがち。そんな中で、ほっとできる時間や安らげる場所があるというのはとても大切なことだと思います。なぜなら、妻や母である女性が笑顔でいることは、家族の笑顔につながるからです。音楽を聴く。本を読む。映画を観る。お散歩をする。「心地よい」と感じる時間や場所は人それぞれ。私自身もこれからさらにたくさんの「心地よさ」を探していきたいと思っています。

 

今後は私のお気に入りのスポットをご紹介しながら、妊活や不妊治療の経験についてもお伝えしていきます。妊活中、子育て中の方が心地よい時間を過ごすヒントになれば幸いです。


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平安えつこ

妊活・子育てセラピスト

平安えつこ

北九州市八幡西区出身。2011年に結婚後、5年間の妊活、そのうち1年間は不妊治療を経験。2016年に人工授精で念願の妊娠。現在は2歳の娘を育てながら2人目妊娠を目指して再び不妊治療にチャレンジしている。 自身の経験から、不妊に悩む当事者への心のケアの重要性や妊活のゴールが妊娠ではないことを実感。妊活や子育てをがんばる女性の癒しの場、気軽に語り合える場を作るべく活動中。妊活おはなし会のほか、日本の神様のオラクルカードを使ったカードリーディング、アロマとストレッチを融合させた耳ストレッチなど。趣味はカフェめぐり。かに座AB型。